ちはやふる(6) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる(6) (Be・Loveコミックス)


ちはやふる (7) (Be・Loveコミックス)

ちはやふる (7) (Be・Loveコミックス)


千早が霞む他登場人物の輝きがますますとんでもないちはやふる6巻7巻。止まらない。面白すぎる。前巻の見所はもちろん文字通り世界一強いクイーンと千早との勝負だったわけですがなんでまたあの戦いがあんだけ濃密になったかってやっぱ脇で見てる太一が脇で見ててどう思ったか次にどう繋げてく繋がってくかって描写、俺はまだあれほど本気になってやってないからまだ千早みたいに悔しさから泣けない泣かないとか思いつつ堪えきれず泣く激熱場面(決壊させたのは脇で見て応援してた部員だ)まさかあの太一をまだ引っ張るとはっていうか誰かが何かをして傍にいてそれに触れた全員がそれによって成長を遂げていくって普通か。いや普通じゃないってないですよやっぱ普通じゃないってこの漫画太一先のその全力云々を試験勉強エピソードに繋げさらに三井の先生バスケを超えたと個人的に思った俺はA級になるよりうああ涙で前が曇って書けないすんげえシーン。机くんのセリフとかもどっかで聞いた事あるようなと思ったが前後の状況で太一効果で破壊的に作用する。太一すげえ。いや奏と机の激闘とかもまじで熱いんだけどさ。戦いつつ2人して相手のこと他の部員のこと思い出すなよやめてくれ俺の琴線を千切るな。あと千早と幼女との貰い泣きが止まらない名勝負においてやっとこさ一枚取って半泣きで笑う幼女やばいだろう。限られたスペースでスペースを越えたものを描きたいとか作者初期に書いてましたがもうとっくに描いてるそしてさらにその先に行ってるいやとんでもないなんかもう誰かの想いが誰かの感想が他の誰かのフィルターを通す事で数倍に膨らむんですよこの漫画はいや凄いすよ絶対に自分一人だけで完結しない絶対に誰かに関連付けて効果を爆発させるがところで最初の数巻でいくら芸能関係の姉がいるからって校内一の美人であそこまで無垢なのなんて非現実、ケチつけるならそこしかない(他は完璧だ)と無理矢理思ったりしましたが段々千早より奏が非現実です。和歌が大好きで着物も好きで巨乳とか別にいい。いるだろう。しかし、しかしですけどあー。一対一で至近も至近で多分いややるだろう香の煙を少しだけ染み付かせた着物着て汗かいて汗の匂いも香る超至近距離でまともに勝負してる机はすげえ。勝負を投げて人生を捨てて抱きついて思う存分匂いかぎたい襟元とか首筋髪の生際胸元略机が非現実だ。あれは無い。どこ行った邪念。無いんか。あと千早と奏がいて誰も入部しないあの高校の男子はおかしい。あの高校には千早や奏ばりの女子高生がどっさりいるのか。いるんだろう。いやいるだろう。いてほしい。化物語の神原駿河みたいな女子が他に何人かいなきゃあんな自分たちだけでなんで部員こないのーとか言ってる状況は無い。恐ろしくかっこいいらしい上に成績学年トップの太一もいるのに。太一よりかっこいい男子がめっちゃいる高校だ。きっとそう。そうそう。そう思う。だから茶室ニートとして成立した夏帆と同じくらいこの状況大肯定する。いい。ほんといい。素晴らしい。