楽園の魔女たち


楽園の魔女たち―楽園の食卓〈中編〉 (コバルト文庫)

楽園の魔女たち―楽園の食卓〈中編〉 (コバルト文庫)



ダナティアのかっこよさ天元突破。こんなかっこいい王女様女王様はちょっと最近見たことないってか初めてじゃねえか。いたか女性で今までこんな人。後編の「〜腕一本くらいなら〜」云々にまつわる話がすごい。すごすぎる。いやまじでこのくだり凄いよ。なんて覚悟。どこの戦場に出してもどれだけの兵を抱えてもどこの国を治めても全然恥ずかしくないよこの人。すげえついてく。
あとなんかまたこう別の感想ですが俺はアウロスの傭兵セント・クレイモア銀の海金の大地ロードスレヴィアタンの恋人今で言うなら電撃文庫双竜記とかまじで大好きな分野のうちの一つなんですが要するにファンタジーで大軍同士が激突するような奴する気配に満ちてる奴権謀術数内臓血反吐でろでろな奴、なんですが、この三冊に限りこれもそうで、なんか今回この楽園の魔女を読んで思った。もしかしてあれか。コバルトか。コバルトにはあるのか。溢れてるのか。血沸き肉踊り枯れ野のように手足突き出た地面はぐじゅぐじゅ真っ赤な泥塗れみたいな小説はコバルトか。ずっと気になっては手を出してない流血女神伝とかそうなのか。なんか物凄くそんな気がしてきた。買おうかな。