3時10分、決断のとき [DVD]

3時10分、決断のとき [DVD]


沙村広明沙村広明沙村広明、と途中から(クリスチャン・ベールがこれってもしかして実は、じゃなくて本当に最初から描かれる通りのへっぽこ)であると判明する辺りから沙村広明沙村広明、と頭の中の囁きが消えずどんどんとでかくなり。いやね。画がね、とか言い出すともう全部が全部キャラであるとか画どころではなく全てが恐ろしく沙村広明で参った。非常に参った。ラッセル・クロウが卍に見えてくる。この監督は沙村広明が好きなのか。3時10分少し前、ホテルの部屋で二人で椅子に座ってるのを天上付近から俯瞰する素晴らしい画だがなんかもういいや沙村広明でって感じ、と諦めてやっと楽になった。なのでこれからこの映画見る人は沙村広明の新作を見るつもりで見るように。あれ?と余計な疑問に気を取られるくらいなら最初っからそう思って見たほうが絶対にいい。あと、そして、チャンベールはかっこいい役では無いです。そう思って見たほうがいいですそうなのだしマジでいつかっこよくなんのかって思って見てた俺は多分いや個人的に明らかに失敗した。チャンベールは駄目男の役なんだこの映画。最初からそう了解して見たほうがいい。絶対にいいと思う。ので返還するまであと6日、そう思ってまた見よう。いっやまじで、そう思って見たほうが楽しめるんだってこの映画絶対そうだって。
チャンベールの長男は長女だったら良かったのにー、と中二病高二病全開の俺は思いました。
チャーリーはボロボロにしたなったチャンベールの奥さん連れてきたら良かったのにー、とチャーリーにそんな暇は無いとは分かってるが頭が沙村広明の俺は思いました。
その意味でチャンベールの次男は次女だったら良かったのにー、と頭が大草原の小さな家の俺は略
沙村広明とチャンベールのせいで集中できなかったがこんにゃろうだがチャーリーと鉄道会社の人はとっても良かった。いーい演技してた。あと医者。役名ポッターなのかあれ。ギャグだろう。
んでギャグと言えば、この映画最大最高のギャグはラッセル・クロウ。半端ない。笑うしかねえってこのかっこ良さ。超かっけえよラッセル。座頭市勝新太郎とか暴れん坊将軍の松平健とか、なんかもうそういう。ベン・ウェイドシリーズとして是非続きを作るべきだろう。俺はそう思う。さすらいのベン・ウェイドの1エピソード、って感じだぜこれ。違うエピソードあるだろこれ。作ってくれ。見るし。
あーあとね、あとですね。
江戸時代のアンチヒーロー映画を見ようと思って見ましょう。頭ん中でそう変換しましょう。南北戦争大阪夏の陣で。時代は違うがカムイ伝、まで行くとあんまりだがそんなんで。
そうしたほうがいいって絶対ー。