バーダー・マインホフ 理想の果てに


映画見て数日真っ先に思い出すのはバーダーでもマインホフでもないグドルン・エンスリン役のヨハンナ・ヴォカレクさんがかました超ビッチ演技であり第二、第三世代がめっちゃクールであり特にスウェーデン大使館実行犯あと警察トップのブルーノ・ガンツ、ていうかブルーノの警察パートがえかった。ブルーノ・ガンツ赤軍一派が二人三脚で収束に向けて頑張る。ように見える。なんでしょうね。これって何時代の話て言うと矢吹駆が熾天使の夏やってる時代であるわけでなんかなーっていうかなんかなーというか刑務所入ってみるみる消耗していくウルリケ・マインホフが見てて辛いていうかでかい会場で学生を煽る煽るルディ・ドュチュケて人が暗殺されかけるんだけど街角で暗殺犯に「ルディ・ドュチュケさん?」て尋ねられて「そうだよー」って微笑んで言うところが良かったすげー良かった。あとバーダーの「シャイセー!」「ヴァース!」て叫ぶとこ。俺もああいう皮ジャン欲しいグドルフとお風呂入れて革ジャンもゲットしたあんた羨ましい。ドイツ赤軍は少なくとも初期において凄く巷で人気あった、という話が出てきますがなんか戦争経験してたり官僚だったり勤め人だったりする年上の人がそれなりに上手く国を動かしてて動かしてるんだけどなんかこうそれはこう、違くね、みたいな感情がそうさせたんかなんていうかあー保守的というか国を支持する新聞社か出版社に押し寄せて新聞焼いて夜、炎バックに上裸で両手広げて海老反りに「ヒロシーマ! ヴェトナーム! ドレースデーン!」と絶叫するキリストみたいな人いたけどまあそうねあんな感じ。ドリームマッチ2011の川島・矢作みたいな感じ。支離滅裂だけど上手く説明できないけど綺麗にオチてるそれは分かるっていう、気分。空気あいやその支持するっていうとこですが発想に思想、行動その流れは分かんないけど結果は支持、とでも言おうか。そうなのか。でもバーダーもマインホフも結局何したかったのか謎。アメリカ支援をやめさせたかったのか。燃えるデパートが見たいデパート燃やしたい、っていう最初のあれこそが1番綺麗だよな。お互いに。こう権力も反権力もお互いにオチを見つけなきゃねって思ったっつーか途中でミュンヘンオリンピック挟んでそっちはそっちで血まみれデスロードを歩むわけですけど、死に場所死に方見つけて死んだ奴から卒業、幕、みたいな。俺はもうちょっと後で死ぬっつって抜けるのもありらしいが、この国おかしいぜってぶっ放そうぜ拳銃はどこ向けようか、てかなー。なんだかなー。武装闘争って言ったらおっぱいだよなー。なー。でもなー。貼った男女はこれもまあバーダーでもマインホフでもないんだぜー。なー?おっぱいがたくさん出てくる良い映画ですが印象的なおっぱいはマインホフの娘2人と上記ヨハンナ。どっちのおっぱいが好きかと言えば断然ヨハンナ全然顔好みじゃないんだけどなー顔は娘2人のほうが数百倍好きでもおっぱいはヨハンナのほうが好き。と思って納得してなんか良かったなあ俺良かった、と思った。