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山田詠美は短編の名手だよって俺に勧めてくれた人は言ったがその後蝶々の纏足とか風葬の教室とか読んで名手ってか神だろと読みながら姿勢を正し思うもいや俺には既に神が、と、とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれの最後のラーメン食いたい透明人間を思い出し大丈夫だ負けてないと良く分からないがバランスを取る。今度無理にでも読ませてみせよう読んでもらおうとらドラを全部。俺の神は一柱ではないので脳内オリンポスがにぎやかになるだけなのでたいして構わない。良い。この歳にして神が増えてくのは正直喜ばしい。いくつになっても増えて頂きたいし増やしたい。てか、乖離。恐怖とも言う。山田詠美を勧めてくれたのは同年代の女性だが中学から高校から大学入るくらいまで凄く好きで読んでてと言ったが読んでてそれ思い出して恐れ戦いた。本気で。俺が制服着てなんでもいいが高校とか授業受けてたとき山田詠美を読んでたクラスメートの女の子はきっといただろう。いないわけないだろう。その事実がまず怖い。まじで怖い。あとそんないたとしていただろうが魅力的な女の子の中で俺は風景以下だったかー、とまあそうだよねーと。あああと俺の短編のゴッドは田中哲弥の初恋ね。これだけは飛び抜けてゴッド。及ぶものは数あれどまあ言わせてくれだが年齢とか状況とか各種鑑みても鑑みなくてもあれはあのときからずっと主神。あの時点で19歳とかだったと思うけどあれ読んだってだけで他の全てを肯定できるね。俺はだからいい。山田詠美を血肉にした君がいるように田中哲弥を血肉にした俺もいるんだぜって。大久保町を何度読み返したかって中学のときからだったぜって。まあ初恋初読は制服は着てなかった。あれおそらく浪人してたときだったと思う。俺はどこで知ったんだろう田中哲弥が新作をってどこかで知ってそれはアンソロジーの一編で楽しみに本屋に行って本屋で立ち読みしたんだその後買いなおしたけど立ち読みした。で、あるよね再構成というか触れる前にはもう戻れないみたいなの。それがそれで。しかしaikoのカブトムシで耳が匂いがどうこういうの引っかかったが良いねえと聴き流してたがこれはあれか山田詠美的な意味だったのか。これか。あー俺としてはまとめの再録よりオリジナルのほうが何倍も好き。Soというかそうの下げ具合かなー。
とらドラ・スピンオフ!〈3〉―俺の弁当を見てくれ (電撃文庫)
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- 作者: 田中哲弥
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