ザ・ウォーカー

  • ムスッとした感じの美人な女の子がたまにショボンとしたりガッツを見せたりフーンと素直になったりするのが好き。↑↑
  • あとマルコム・マクダウェルが最後棚に収めてニッコリそこで満足するのが好き。それは分かると思う日本人な俺。棚の本のこう背表紙を高さとか色とか出版社で揃えたりするあれね。
  • あと買い物カートひっくり返しての女の人とか好き。あと強盗というかまあに襲われるカップルが好き。確かめたがあのカップルも西を目指してたってことはマルコム・マクダウェルんとこの人だな。強盗と同じく本を求めてその帰りだ。じゃなきゃなんであんな本持って歩いてるのか。無用心すぎだけど。
  • デンゼル・ワシントンが不幸というか神様が意地悪というか目的地まであとちょっとってとこであんな世界に一人しかいないような特殊な目的持ったゲイリー・オールドマンと会うことなかろうに。
  • デンゼルは○○じゃないと思うっすよ。それは無い。
  • この映画で一番好きなのはデンゼルとムスッとした美人の子がとある家に行った際に「この家出よう」「出よう出よう」と即席とは思えない軽妙で素敵な寸劇を繰り出すところ。二番は買い物カートの女性再登場。三番はレイプ。あとゲイリーのキャラというか設定。すんげえ努力しなきゃあの街、人肉食をタブーとする街は作れねえだろ。あれだけの秩序を作ったんだからゲイリー凄い。最初ソラーラにそうしてこい言うのも自分が作った秩序に準じてだろうし。対価があれば死を回避できる街というか、それだけでも凄いというか。
  • てかあんだけ近所なのに買い物カートの女性はなにゆえあの街に身を寄せないのか。1回目の登場と2回目の登場、街を跳び越してないか。あーなんか分かった。住んでるってか実家はあの街とかそういう人だな。実家と折り合い悪いんだな。なるほど。バイトみたいな感じか。だから別に手とか震えないのな。
  • ムスっとした美人の子ができたてほやほやの××をリュックに入れてるとかあんのかな最後とか思ったけど別にそんな描写は無かった。
  • ゲイリーとデンゼルが交互に描かれる最後ちょっと前のオチというかあれ良かったと思う。俺は好き。あとムスッとした女の子のこと好きなゲイリーの部下頭の坊主頭でガチムチのおっさん超かっこいい。××持ってなかっただけでデンゼルだよねあの人。字は読める鼻歌は歌うなんかこう上のほうの何かを感じる力はある実行力はある思索的で人間味のある元ウォーカー。いや考えれば考えるほど俺はあのおっさんが好きだだってあの子のこと好きだし。俺も好きだ。デンゼルをきっかけにその想いを明らかにするもつまりデンゼルが来なきゃその想いを隠していた内気な面もある。おっさんだがあのおっさんだけがこの映画に甘味料を加える。甘い。おっさんの恋は甘い。ムスッとした子を奪還したのちふんふんと助手席で何考えてたかって絶対デートどうしよう一緒に何食べようとかそういうのだろあの油断。そんな自分を隠す為にあえてマッチョに山刀いじってるだろあれ。それもまた見せたいという面もあり。おっさんいいぜおっさん。最後ぎゅっと掴んでたけどあれ初めて触っただろ、と俺は思う。あいや嘘。んなことないか。マイケル・ガンボンの家の前で思いっきり触ってるな。
  • てかマイケル・ガンボンてダンブルドアなのな。全然気付かなかった。「くそ野郎どもが!」とライフル撃ちまくるダンブルドアだったのか。おおう。あ、でも老妻の死を嘆くとこ凄く良かった。素敵な場面だった。
  • レイプした後に放置して去るというか食べない人が出てきますがその理由がちゃんとしてるのが好き。あと別にレイプはしないがちゃんと食べようとする人も出てくるのも好き。ていうか食事はレイプの後な世界ですよとしっかり描いてるのが好き。