シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に (ファミ通文庫)

シュヴァルツェスマーケン 1 神亡き屍戚の大地に (ファミ通文庫)


昨晩読み返してて読んでる最中も読み終えてからも思ったんですが結構冷静に東独逸やばくね?これ無理じゃね?と寝て起きて本日あーそういえばマブラヴ、と初めて検索してみて歴史がヒットしたのでふむふむと読んでみたらこれやばいも無理も駄目じゃん。あと1年弱でベルリン陥落じゃん。どうすんだ、と今月末発売予定の2巻がとても楽しみな日記。原作はどんどん人が死んでしまうらしいのですがこれもなのかー。やめてー。最初読んだときは流れを追うので精一杯だったのはあった、ので昨晩は割とゆっくりと読めて俺はガチな政治将校のなんつうか語彙が少ないので例えもあれですがこの世界内で本家例えばKGBの他に軍内部KGBみたいなのが別にあって彼女はそっちの人で本家ともその他軍とも仲悪くておっぱいは大きいが他の隊員隊長とかがさらにでかいのでさっぱり目立たない眼鏡っ娘グレーテル・イェッケルンが好きらしいと分かった。例えば主人公と全く同じだけの死ね死ね任務に毎回繰り出される他に主人公よりも責任は破格に上で別種の仕事の量も超多いグレーテルさんが俺は好き。毎晩仕事の夢見てうなされてそう。本編怒鳴りまくりの怒りまくり。ああ死なんどいてグレーテルさん書いてるうちに益々好きになってきた。頑張れー。生き残れー。
あとハンニバル(だっけ)とアイリスディーナのカティアを見ての反応って小さいときのカティア・ヴァルトハイムと会ったことあるか写真で見たことある、しかないよなあ。カティアの親父はなんなんだろ、ワルキューレトム・クルーズみたいな人+ミハイル・トゥハチェフスキー将軍みたいな認識で良いか。ええか。ええのんか。
しかし俺の東独知識認識はル・カレで生まれ浦沢直樹が育てスコットさんはトニーさんのほうのスパイ・ゲームを経由しこのマブラヴが磨き上げるって感じ。81年生まれの流れとしては鉄板ではなかろうか。人によっちゃブレヒトとかなんだろうけど俺全然知らないしなー。あーブレヒト出てこないかなー。ブレヒトみたいな人でもいい。演劇好きだから主人公テオドール・エーベルバッハの養父養母義妹のエピソードかなり異色というかぐっと来たんだこれ俺。どこに出んのよっていうか現在進行形でどこにその話を入れんのよとも思うけど休暇とか?なさそう。休暇なさそう。でもこの1巻突然演劇突っ込まれてびっくりしたのよね。だよねーって感じで凄く自然だったし。歴史がそうならそうなんだろうけど東独突破されて西独で戦ってる最中に妹ちゃんと再会してほしいなーテオドール、と思ったりする。客として娼館とかでもいいけど、可能なら観客としてドイツの劇場で。状況はワイマールを政治も軍事も芸術もインフレもキャバレーも全部何倍も派手にした感じ、隣にはカティアがいて舞台見て泣くのね。お話は世界を救える、でも私にはできなかった、とか言って。勿論そのポジションというかスタイルは感動の再会に水差された上に手前何言ってやがるこのヘタレがというテオドールのスリッパってかスパコーンというツッコミ待ちで。あーカティア挟んで反対側にグレーテルさんでも良い。左右から頭ひっぱたかれるのね。良いね。あーアイリスディーナはベルンハルトね。いちいちかっこよくて熱い。この名前だけで買う人は多分いる。俺は多分そう。