ジョン・カーター
あれいつになったらファンタジーになるんだろう、と不思議なイントロの映画ですがこれが後半に超効いてくる。え、嘘、だってジョン・カーター最初に・・・って思うものだから、そんなに、それほどまでに頑張ったのだとしてもだって、と思うものだから終わり方が最高にいい。この歳で見てこんなにジョン・カーターの物語に夢中になれたんだから子どものときに見たら凄かっただろうなと思う。見終わったあとにウィキペディアを見たら3部作の1作目、とか書いてあってガッツポーズ。またジョン・カーターに会える!続きを見れる!と嬉しくなりました。なんていうかそんな映画でした。
『第九軍団のワシ』
なんかしばらく前に本国で公開されたくらいのときに知ってそんときに超見たいと思った映画でやっと見たんですがこれが想像通りに面白くて良くて満足。しかし原作者、サトクリフって人なんですが俺この人の本読んだことないと思ってたんですが映画見た後につらつらインターネットを眺めてたらありました。『ともしびをかかげて』って本だけどあれはいつだろう、多分だけど中学か、図書館でなんか面白い本ないかなって手に取って最初だけ読んで棚に戻した本だ。あれかー、と思った。なんで棚に戻したかって今でも覚えてますがって忘れてましたが思い出しましたが超ヘビーな始まり方するんですよ確か。それこそ中学生くらいの年齢の妹がバイキングに攫われて探してちょっとして会ったら身篭ってるみたいな。あれですよ。いやしかし原作読みたいので探そう。映画化にあたって切り捨てられた被征服側のヒロインというか女の子がいるらしいし。それ読みたいっす。あと音楽がめっさ風変わりで独特。こんなサウンドトラックあんま聞いたこと無い。
『ゾンビ大陸アフリカン』
返却期限が一週間に延びてたのでやっほいと借りて見て、良いねえと。どこが良かったかなあ。。色気もへったくれもなくただただおっさんである、おっさんが映り続ける、というところでしょうか。今ふと思ったけど周辺のゾンビが腐って動けなくなるまで数ヶ月、いや数週間?なんとか逃げて我慢して待てばいいんじゃないかなあと思った。すぐ腐りそうな地域だし。
『エンド』
たったそれだけじゃ永遠に検索でヒットしなそうな題名のドイツかどっかのゾンビ映画。これは前に見て素晴らしかった『ステイクランド』とか、そっち系のゾンビ映画の好きな映画です。生き残ったパーティーにいがみ合いがないのはつまらない、とかそんなレビューをどこかで見たけどそんなことないと思うよ。こんな異常事態だからこそ、そうだよね、普通に、いやそれ以上に他人を思いやらなきゃいけないよね、と思いました。あーそういう意味で『ブラインドネス』って映画にも似てるかも。あれも同様にいい映画だと思います。好きです。
『グレイヴ・エンカウンターズ』
ホラー映画よく見ますけど、怖い、と思うことはあんまないです。というかほぼないです。ゼロと言ってもいい。怖いもの見たいから見てるわけじゃないんだなあというか怖い思いをしたくても怖いって感情湧かない、というか、何見ても怖くないから、というか、怖いって感情ってどんなだっけ。ホラー映画見て感じるっていう恐怖。でもこう、ひっさしぶりにうわこええ、と感じた珍しい映画。いやこの映画だってびっくりさせて怖がらせるってのてんこ盛りですけど、そういうとこじゃない部分で、具体的には入口のドアぶっ壊したところと終わらない夜。あれは少しだけどゾッとした。ああ久しぶり、と思った。