岩崎夏海ってのは、NHKの母校に行く番組でようこそ先輩で大変に真面目にやってんの見て印象変わった人だなー。いや、途中から見たし途中で見るのやめたけど異様に真面目に、というか全く笑みのひとつも見せずにやってた。村上春樹の短編小説読ませて思ったことを文章化させてなんでそう思ったか突き詰めるみたいな授業だったけど、思ったことを生徒達が発言するわけだ先生に。こう思いました、そんでこうなんじゃないかと思いましたと教壇の岩崎夏海に。そんで岩崎夏海はしばし黙るわけ。そんでなんでそうなのかは僕も分かりませんとか言うわけ。あれ見てこの人真面目だなあと思った。問い自体が尊いというか感情、行為として疑問を持たせる、自分なりの答えを導かせる、問わせるということがきっとしたかったんだと思う。あれ見て好感は抱いた。ああこういう人なんだというか、胡散臭さが緩和されたというか。