Black Sea

Black Sea


チェイルドフッズ・エンド。
たつきちゃんは言う。「わたしは?」
数日前にコンビニでだいたい1年半越しにブリーチの新刊を流し見て、なんだまだ織姫とっ捕まってんのーと本を閉じ、それよりも以前に2週間程前に29巻か30巻くらいまで持ってるブリーチ単行本を全部読んでみる。告白する。気になってたんだと思う。でも、途中5巻程見当たらないのはなぜだろう。しかし飛ばして読んでも問題は無い。
たつきちゃんは言う。「わたしは?」
幼馴染、略して幼と言う。幼馴染の女の子、略して幼女と言う。たつきちゃんは不遇だ。なんだかよく分からない能力を付与された主人公の友達と友達の能力よりも不遇だ。あの手が変わる人。なんだっけ。ブラジル人とのハーフなのかクォーターの人。なんだか可哀想じゃないか。あの人はもう別世界の人として、その別世界を構築して死神世界に拮抗する異世界として突っ込んであげたらいいと思う。でも駄目だと思う。だって男性なのだから。
たつきちゃんは言う。「わたしは?」
たつきちゃんは空手部だ。確か高校総体個人の部において全国2位の実力者。現実世界を死神世界が上書きする。そうやってブリーチは始まり、今に到る。
で。
死神世界を、現実世界が浸食する。上書きする。/ことにする
たつきちゃんは死神よりも上位に位置する。ていうか、はてなである。このブログパーツ貼りてえなって思っても撥ねられるように、死神的なものはたつきちゃんに通用しない。一回窒息しかけてたがあれは疲労ゆえだろう。あるいは、これどうだろうとサーバが判断する数瞬という感じ。
たつきちゃんは言う。「わたしは」
あなたは幼女。あなたこそが幼女。幼女>死神という概念が遍く世界を覆う。あなたは特異点。あなたの幼馴染であり主人公はあなたを行動原理としていない。あなたは喰われている。主人公が成すべき行動を織姫に喰われている(あなたが窒息したとき、最初に駆けつけたのは彼女だ)(あなたが操られたときもまた略)。あなたは雪村螢子になれず、野代幸子にもなれず、その他幼女的な特性を奪われ、今に到る(それは、死神たちがあらん限りの幼女パターンを使っちまったからだ)
あなたが持つべきだった全てを
たつきちゃん
「んじゃまあスピンアウト希望。正直死神とか興味無いわ」
織姫
「だって、黒崎くんの世界を変えた人だから」
名言だと思う。しかしあなたではない。
XXX
「水槽で、死神っぽい金魚を飼っていました。一匹だと寂しいから、虚な感じでもう一匹入れました。二匹は喧嘩しています」
おれ
そういう立ち位置でたつきちゃんの再登場を願う。水槽の管理者として。全く追ってないけれど、この瞬間、おれは世界一のたつきちゃん支持派だと思う。
水槽の名前
「相克幼女」
いや。
FENNESZ / BLACK SEA
これ書いてるときの延々とBGMは上記ブラック・シー。たつきちゃんは、幼女は。
つまりこのアルバムと相性がいい。
適度な踏み込まない感。
もしかして、レビュー。
幼女なのに、幼女的特性を剥ぎ取られた幼女。そして、幼女を他の男性に奪われてしまった男性。という音楽、ていうか別物語。素敵。髪の毛赤い彼とたつきちゃんのような二人が幼女物語を構築し直す幼女物語。リビルド。デストロイ。幼女。前提:「俺には幼女がいた」「私にも幼馴染がいた」
deconstrucion/幼女
今こそが最大だ。ピラミッドの底辺は過去じゃない。
そう思う。
そう思え。
そう思い。
大転換
私たちはまだ「幼い」
出会ってさえもいない
「これから馴染んでいけばいいね」
「しかしなんであんなに幼女多いんだろう。わたしもだけど」
「そんなに幼女が多いのに幼女アドバンテージゼロなあなたを際立たせる為じゃなかろうか。実は反幼女漫画、ブリーチ。藍染惣右介の真の目的はきっとGNDR(Girl Next Door Redenomination)。通称幼女デノミ」
たつきちゃんは。
言う。
「わたしは?」