「畜生焼肉食いてえ」
スワンソングって言ったらそれはカーカス。
しかしあのアルバムは……。もしもカーカスを聞きたい、聞いてみたいという人がいるのなら、スワンソングから聞くことを私は推めない。全く薦めない。屍体愛好癖とハートワークを同時購入、後に真・疫魔交響曲に進み、それでも興味があれば腐乱屍臭。そこまで行ってビルの声ならなんでもいいって感じなら、スワンソング。
だと思うんだけど。
ていうかスワンソングの何倍もカーカス聞きたいって人の聞きたい音はスワンソング以前にしかないので、いや、ないんで、そういうことで、まあ。
でもなんであれ最新作が一番いいに違いないって幻想をかなり早い段階で砕いてくれたアルバム、とも言えます。けども。96ってことは高二?
いつか好きになるだろうと折に触れて聞いてみて結局好きになれませんでした、な珍しいアルバムスワンソング。思い出深いのでまだ持ってます。そんな私のお勧めはデスライダーだーっていうボーナストラックなのだけど、まあ、ねちっこいけど綺麗なツインギターの絡み(がいい)、とか言えないことも無いんだけどあーそれでもなー。愛するコリン・リチャードソンプロデュースだし。音はいいし。つまりその、劣悪なプロダクションゆえのあるいは意図的なガッシャー! という音では無いという意味で。ドラム聞こえないよベース聞こえないよボーカル何歌ってるのギターどこ押さえてるの? という音では無い、というただそれだけの意味で。
でもそれでも、それでもねー。
軽音部マネージャー曰く。色白のマネージャー曰く。

スワン・ソング

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