バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

バクマン。 1 (ジャンプコミックス)

バクマン。 2 (ジャンプ・コミックス)

バクマン。 2 (ジャンプ・コミックス)


俺は。好きな女の子の為にめちゃくちゃ頑張る男の子の話がそれはもうそれだけで大好きなのではっきり言って本当にそれだけでいい。漫画がどうなろうが別に興味無い。がその達成の為に漫画の成功が不可欠なら是非成功して欲しい。結末において結末に向かう過程において主人公と亜豆がいい感じであるのならそれだけで本当にそれだけでいいのでそれだけを興味に3巻も。「なんか爆発しなきゃ映画じゃないだろ」って言ったのは中学の同級生の父親だったと思う俺はその言葉を中学当時その同級生から彼の父親の言葉として聞いて未だに覚えていて、結構指針で、爆発するっぽい映画を見たいときはより爆発度が高そうな映画を選んで見るようにしている。それは感情が、とかじゃなくて文字通り爆弾爆発物の話。で。この至言を適応するなら主人公の第一目的は彼の行動原理は好きな女の子との恋愛成就じゃなきゃつまらない。つまらないじゃない、それしかねーだろ、と思う。じゃなきゃ。ってことは無いが、それを打ち出すなら最後までそれを全うしてくれと思う。ナルトを20巻くらい買ってもう買ってないけれど、この原則を用いれば買わなくなった理由は物凄くはっきりしている。今はっきりした。だってナルト途中からサクラに興味無くすって言うか別な興味にスライドするっていうかまあなんでしょうか。最初から、別なものが別にあれば俺は買い続ける。戦闘とか。国とか。料理とか。青春とか。世界とか。しかし途中で別なものに変わってしまうのは、なんか、いや。そうだ、完璧に思い出した。理由は忘れたけど里を出奔したサスケをナルトは追うんだが、その理由、そこで買うのをやめたその理由は出奔したサスケを追うナルトはサスケの為に追っていたように記憶する。駄目だろう。「サクラの為に」じゃなきゃ駄目だっていうか俺はそうして欲しかったサクラは一貫して最初からサスケのこと好きなんですがだからこそいやそんなことも言ってたような気もするけどサスケを追う一番の理由じゃなかった一番の理由であって欲しかった。全ては好きな女の子の為に。サクラの為に。みたいな。なのでバクマンの主人公に切に望むのは、願うのは、いつまでも漫画が手段であってほしいとそれだけだ。主人公の叔父のエピソード、ていうか叔父が書いたという短編漫画細部は忘れたけどお姫様に殴られるとかいう亜豆の母がそれ読んで泣いたっていう奴あれエグいだろーあんまりだろー。2巻で巨乳の女の子が公園でボロ泣きするけど、あれ、ほんとその通りだと思った。あの子の意見はなかなか頷けるものが多い。亜豆は1巻においてかぐや姫ばりにとんでもない縛りを主人公にかけ、ネット書評とか知り合いの意見とかあれは無いあれでもうこの女駄目だムカツクなどという意見が散見されます。しかし。主人公から見てその子が完璧ならば、俺は主人公を支持する。その子を喜ばせたいから、その子の喜んでる顔を見たいから、その子の笑顔を見たいから、そしてその子と一緒にいたいから、どんな要求だってめちゃくちゃに頑張る。俺は思うけど。龍の首の珠を手に入れる大納言大伴御行の、燕の子安貝を入手する石上麻呂の話が読みたいんだ。そうじゃなかったら即読むのやめるぜ。で。前世紀最強の大赤面映画『耳をすませば』を参照してこの漫画を論じているというか続きをわくわくしながら感想書いてる人をネットで見かけた。最初なるほどと思った。でも思う。今思う。違うだろ。もしも真剣に正確に照らし合わせるなら、バクマンの主人公は天沢聖司の甥だ。それはしょんぼりする所だ。漢の浪マンは悲しくて悲しくてしょうがない漫画だ。あと亜豆が駄目なんて、俺はまるで思わなかった。どっちかってパーフェクトに亜豆の母親の方が駄目だ。それは、2巻におけるその態度はつまりそれほどでもなかったってそういうことなのか。そうなのか。主人公の叔父は主人公に言う。いや。違う。ある種の創作物において、好きな女の子と別の何かを天秤にかけるなら、それはいかなるときも、あらゆる場面において好きな女の子に傾かなきゃいけない。結果的にもう片方が釣り合ったっていい、でも、それは好きな女の子を選んだ結果じゃなきゃいけない。バクマンの主人公は絶対に亜豆のことを忘れちゃいけない。何をするときも。明確な約束を交わしたのだから、その約束は貫かなきゃいけない。偶然にノートの落書で綻びを見つけたなら、そこを突かなきゃいけない。巨乳の女の子は正しい。雫のことをひとときでも忘れたら一生納得できるバイオリンなんて作れねえ。漫画家になった時点で目的を達成できたと思わなかった叔父さんの悲しい敗因は多分そこだ、と思う。だから巨乳の女の子が流す涙は嘘泣きだろうがなんだろうが絶対的に正しい。ついでに言うと、主人公たちに何故か完全否定されるクラスで最も頭のいい女の子の涙だって同じくらい正しい。正しさの強度は亜豆と一緒になりたいっていう主人公の正しさと張る。と思う。














時系列ぐしゃぐしゃ、てか、つっかれた疲れたー!以前お世話になっていたブログからちょっと移してみたのだがこれほんとこの作業異様にめんどくせーというかまあしかし、ほんと、うーん。閉鎖されたらどうなるんだろう。確認できなくなるのなら、データ、データねえ……。月ごとのデータだし。暇を見つけては。しかないのか。にしても
はてなだとどう見えるのかな、という興味はあった。満たされた