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Hatebreed

ヘイトブリードの新譜。変わんねーって言ってしまえばそれまでだし（何かが突出、特筆できるってバンドでも無いと思う）、でもなんだ、なんか、今まで出たアルバムで一番繰り返して聞いてるけどなんでだろう。正直全曲一本調子なのに。何歌ってるか分かんないのにって、少し驚いたジェイミーのはっきり歌ってるEvery Lasting Scarって曲。まあ聞き取れた曲の歌詞。

We scream every word
It bought us together
Every lasting scar
Shows us what it's taken to be who we are

Hatebreed Every Lasting Scar
あー。。世にハードコアバンドは数あれど、合いの手っつーか、コーラス、合唱か、てほどに野太くせーのでキメで責めてくるバンドあんま無いな。ヘイトブリードくらいだな。（地獄車とガーリックボーイズもそうだな）（結構あるな）そんでそれがずっとずっと変わんないのな。多分ラップから来てるんだと思うこの単語フレーズに被せる手法は、オーバーダブとか。普通か。でもまあ、上の引用みたいに強力な歌詞を。クロスオーバーとかって単語（概念、ジャンル）、なつかしっすね。あとジェイミーって、確かめたわけじゃ無いけど俺はって歌わないよね。ほとんどWe、俺たち、って歌うな。しかしこのバンドにギター2人いんのって絶対応援団的な意味だね。発想が。音圧。
えー。ボーカルも、その、全楽器？つやつやしてるのよこのアルバム。そうつやつや。つやがある。全ての音色に。まじ。あとなんか演奏、上手くなってねえ？そ、そんなかっちょいい絡み作曲できたんすね（超失礼）（すんません）っつーか。ビカム・ザ・フューズって曲のギターワーク（何語だ）とか。ツインギターの流麗な絡み（まさかヘイトブリード聞いてこの単語思い出すなんて）とか。ハンズ・オブ・ダイング・マンって曲にソロありまっせソロ。マーシレス・タイドって曲、あとアンディミニッシュドって曲とか。なにこれうそおって。
いやすんません
かっこいいかっこいいよこのアルバム。どうしたんだヘイトブリード。ガツンガツンしてて爆音をシャワーのように降らせるってのは変わってないのです。ミドルテンポ主体で緩急つけるとか。上にも書いたけどコーラス、いやこうグリークラブに援団的な野太いコーラスも。一緒。でもこう、いいとこ減らさず、上げて、増やしてきて、さらに進化してますって感じ。何が進化やねん。や、マンネリとか、このアルバムには、無い。方向性とか変えない。一歩も二歩も同じ道を前へ、そんでもって道は上り坂。むしろ階段が上に。階段を上に。凄い凄い。しかも全体的に速いし。速くなってるし。これは凄いことだ。
あー
もしかしてだけどね。

For the Lions (Jewl)

やっぱみんなどんだけキャリア積んでもカバーとかするべきなんだってー。スラッシュ温故知新、バックトゥルーツブラディルーツ。プリミティブー。そうそう。ライズ・オブ・ブルータリティーで一番かっこいいのはアナザー・デイ・アナザー・ヴェンデッタなんだってー。ねー。
普段フラットに叫んでる？常に叫んでる音符2つか3つあれば上等みたいな人がたまの機会に歌うのっていいよねーこう叫ぶのに鍛えられた喉でもってメロディー追うときの独特の音に含まれたノイズ？いやあいいわーええわー、と思うのでこのアルバムもいいアルバム。しっかし絶対全員の演奏力とか曲作りにおける発想力とかものごっつい底上げされると思うんよこういうことすると。アルバムHatebreedがおおって感じでいいのも直前にこれ作ってるから。いやそうだって。だからみんなやれやれー。どんどんやれー。