容疑者Xの献身 スタンダード・エディション [DVD]

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原作読んでないドラマのガリレオ2話くらい見た、という私でも楽しめるかなと思いつつ借りて再生したら超楽しんだ。いやこれめちゃめちゃ面白いなにこれ。デビッドゲイルの人生みたいだなあとか思いながら見てたんですが出勤表から導き出されたトリックを完璧に予想できなくて驚愕。唖然というかなんていうか口半開きで、いやそこに到るまでもずっとじっと見てたんですがベンチの人いねえなあとかは思ったんですがつまり湯川と松雪泰子が川縁でって場面以降最後までまじ口半開き。えー。ところで松雪さんの娘役の人。星5000個。あとこう、そのなんだ。別に柴咲コウは何も悪くないんですが、貴様!と思った。解は明かされなきゃいけない=罪は償わなければならないという関係性というかそれをどちらかでも崩したら話が崩壊、というか湯川が湯川じゃなくなっちゃうし柴咲コウは警察官でいられない、そんな話だとは思いましたがー。それでもー。貴様!と思うよねー湯川は柴咲コウの影響で行動するような感じでもないような。あー。石神さんは最後の解答というか推理のさらに上を行く湯川が解けない何かをやって欲しかったと思います。動機とかじゃなくて。んでまあ、んあー柴崎さん。例えそこになんの意味もなくても、シャワーシーンが欲しかった。この映画に隙があるとすれば、それはつまり柴咲コウのシャワーシーンが無いことだ。あるいは超辛いっていう中華喰って上着脱ぐだけでいいんだ。なんかそんなシーンが欲しかった。それがあったらここまで柴咲コウてめえって思わなかった。と思う。石神さんの行動原理に匹敵する同種の何かが湯川の背中押したと思いたい。じゃなきゃ釣りあわない。私の中のバランス狂う。しかしシャワーも浴びない柴咲さんじゃ全然釣りあわねーよ。貴様脱げ。脱ぎもしないてめーにあの湯川と石神が二人で天井見てる場面に割り込む資格無いぜ。そうだ。あの天井場面に柴咲コウがいなければ、天井見た末に湯川が自分から警察に電話かけるとかすれば完璧だった。なんかそう思う。それなら納得した。そう思った。