近所のブックオフに古野まほろがずらっと並んでたことに発狂して全部買おうと思った私は天帝のはしたなき果実ただの1冊しか持ってないのだけれども全部欲しい欲しい欲しいとずっと思っていていたから発見して発狂してふぎゃあとしかしすぐに冷静に、おずおずと手に取ってカバー折り返しの刊行リストを見てみて、棚を確かめて、むうと。この棚には古野まほろのほとんど全部が揃ってるけれど「御矢」と「火剋金」だけが抜けている……。その時点で『電氣人間の虞』と『不全世界の創造手』を抱えてほくほくしていた私は財布と相談して「火剋金」以外の探偵小説シリーズをごそっと抜いてレジに向かって購入購入購入。「御矢」「孤島」「鳳翔」はまたいずれどこかで。いっやあ。ほくほく。