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『ソーシャル・ネットワーク』
なんで言ってくれなかったんだよひとこと言ってくれよって話だった。言えばいいってわけでもないけど言ったほういいよってロゴスの物語ってか。あーいや。好きな子と仲良くできれば、アホな話で盛り上がれる友達↑が1人でもいれば他に誰もいらないって話だった。
以下雑感
- radioheadにクリープクリープなまじでかっこいい予告にあった超かっこいい上記画像シーンが数式がまさかあんなアホな目的だったとはと映画館で笑った。
- ハーバード学長まじかっこええ。血の涙を流しかねないが一度はあんな人だらけの職場で働いてみたい。
- 超絶に上手いこの映画と思った。脚本も撮り方も。友達と喧嘩しました。友達大事ってそれだけだぜこれそれでもまじで面白かった。あとね例えばハーバードVSオランダのボート漕いでる場面あれそんだけなのにどんだけの技術が使われてたんかと濡れた。
- なんだろうね。ほんと。友達大事ってのが劇場出て真っ先に思った俺の第一の感想。
- 俺のようにインターネットとか99%エロ目的でしか使ってない奴とかハーバードにいたと思うよ。まだいると思うよ。いてほしい。フェイスマッシュを見た女子学生の反応がまさに知り合いの女性っぽくてまた笑った。NINのかっちょいい音楽に乗せて左だ右だとウッヒョーとしてる男性あれ一生ゲイツにもザッカーバーグにもなれない俺。親近感☆
- でも一文にもならん勉強してる人いっぱいいんだろーいてくれー。いいじゃんかよーそれでもー。
- 通ってる学校の全女性から嫌われる経験したらそりゃ涅槃を見たのちになんらかの一皮剥けるであろう。鬼のイニシエーション。
- 学内の様々な人権団体に土下座しましたみたいなのあれ笑う。
- ていうかすげー笑ったんだけどこの映画俺だけ?魚は魚食べるでしょ?!て悶絶するアンドリュー・ガーフィールド笑うだろあれ。
- 他にもやたら笑ったけどなー。
- ジャスティン・ティンバーブレイクってすげえな。すげえ上手い。すげえかっこいい。
- そのジャスティンのヴィクトリアズ・シークレットの話が良かった。あれはこう、俺は……、寝てる間に奥さんの胸をメジャーで計って恥ずかしくても恥ずかしくなくても真昼間にデパートの婦人服売り場に下着売り場に突入しろ、って話と解釈した。会社作るとかアホか行けよ買いに。良く分かんなくなってGAPでスポーツブラ買ったって別に良い。これ楽ちん!ありがとー!と奥さん喜ぶから絶対。
- しかしアンドリューいいよねえ。。カズオイシグロのとスタンリーのとクライブバーカーのやっぱ全部見なきゃと思ったよ俺。未見の人はBOYA見ましょう超いいから。
- でもまあこの映画というか監督というか脚本というか全部というか。どうなんだ。友達になってよう、というあの終わり方いいよね。顔吹っ飛ばして街吹っ飛ばして付き合ってくださいというアレ思い出したよ俺。結構匹敵。日本版予告秀逸だよね。俺そういう脳だからそう思う。5億人の友達を作るには犠牲も多い、じゃない。君さえいれば5億人の友達いらねえ、だよ。もう一度君と、そのためにこんだけ頑張った僕ともう一度だよあれ。
- と、思うとこれだけのものを作り上げリリースする前の最後のハードルが「彼氏彼女いるかいないか選択する機能実装」だったザッカーバーグに泣ける。あの子に届けばそれで良かったんだねと思う。もう一度あの子と友達になるためには5億人必要だったんだと(あの子は5億人に匹敵すると)。
- 違うだろうけどね。いや5億人違うがこの映画の最強に優れてるところはそんな俺の中二な意見も含有してくれるところだ。してくれ。様々な視点を許してくれるところだ。
- だからまああれだフィンチャーはさっさとサバイバー映画化しろやと。
- 最初トレントが音楽と知ってなんでそんな生臭い現在進行形な話をと思ったものでしたが、そらこんな話なら燃えただろうなトレント、と思った。
- 道路も無い国でもフェイスブックはあるのねというセリフにそうだよなーすげーなと映画館の椅子に座ってて思いましたが知らんというかふーんて感じだよねこの映画のザッカーバーグにとって。いやふーんじゃねえや。それいいねだ。それ貰った今度会ったらそう言おうていう。だってあの女の子がやってりゃファイトクラブどころじゃない世界が吹っ飛んだって別に構わないというとてつもなく素晴らしい話。
- 出てくる金額を全部1万桁下げるとかそういうのもあるけど、この映画のこと俺が好きなのは小学生とか中学生とか高校生とか大学生とか要するに学生のときに好きだった人の名前をそうじゃない今でも言えるかどうかってそこに尽きるよね。どの段階でもいいけどどんな切り口でもいいけどこの映画いいって言う人多分全員その人のかつて好きだったその人の名前を今でも言える人。でしょう?俺は言えまっせ。
- あー別に言えなくてもいいか。友達ほしいなー彼女ほしいなーって映画だもんなこれ。最初の場面見てて思ったけどあれだけ話についてきてくれる女の子がついてきてくれてなおかつちゃんと自分の意見言う女の子が彼女ってどれだけ素晴らしいことかって。あとアンドリューもだが。
- そこでおっぱいにこだわる書かずには言わずにはいられなかった脚本をザッカーバーグを映像化したフィンチャー大好き。Bカップのくせに!いやあだからそういう話なんだってこの映画。だからこそ素晴らしいあんなこと言ってごめんなさいすいませんでした許してくださいというのを世界最高のなに、粋を結集して映像化したのがこれ。承認されたら窓の外全部吹っ飛んでピクシーズかそれ以上だね。