ただいまって言う絵。
紅の豚の、ジーナの夫が帰ってきた絵なんだ。きっと。
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090614_great_patriotic_war/
この絵の下の絵も、超いい。
『ソンムに向かって行進するアルスターの息子たちに照覧あれ』っていう大好きな話をちょっとだけ思い出した。



男たちの大和って映画あるじゃん。俺あれ好きなんだけど、なんでかって、ほとんど最後のほうの松山ケンイチが田んぼで泥まみれになるシーン。あのシーンが好きだからで。ほんと好きだからで。あの映画の中で一番エモーショナルな。エモいシーンであるところのあのシーン。多分。
あとアザーズってスペイン映画、確かこの絵の女の人が主人公だったような映画だったような。
忘れた。雨月物語だっけか。
ただいまって。
朝になったら。
松山ケンイチに、かっちゃん、おかえり、って蒼井優が言うんだぜ。
多分。
きっと。


この人は近所の人とか敵軍兵士とかに抱かれて食料やお金を貰わないと生きていけなくて、この人はそんな女の人を戦地で散々レイプしてきて。でもこの瞬間だけは、お互いにそんなこと言わない。


あるいは、2人とももうとっくに亡くなってて、だから、真ん中の2人はこの絵の作者が思い描いた幻影で、戦地で死んだ男性と、故郷で死んだ女性が、幽霊になって、故郷でこうやって、会って、ただいま、おかえりなさいって言う絵。この2人にとっての天国は故郷に物凄く似ていて、好きな人がいる場所。そうあって欲しい場所。今じゃない、ここじゃない、死ぬ間際に思った、ずっと思ってた、夢に見たそんな場所。


ウォー・ダンスって映画見てえなあ。