イングロリアス・バスターズ
こないだようやくぼんやりと観てて怪我した足をぐりぐりやられてるダイアン・クルーガーが良かったなあというしばらくして残った感想。あそこが1番。監督が映画大好きとかそういうのはけっこう俺はどうでもよくて、傷口に指突っ込まれ七転八倒する堪える苦悶する綺麗な女優さんをそういうふうにまあ拷問されても凛としとけと演出してなおかつ割と下方から動かさずじっくり撮影、そういうのでタランティーノいいねと思う。カメラの動き自体は相当ゆっくりしてるよなっていうか、なんだなんつーか。まああれだ。人が言う映画パワーってのをあんまり信用してないな俺は。そうだな。何が残るかって言ったら責め苛まれるダイアン・クルーガーなんだけどなんだかなあ。だらっと観てたしあれだけど。場面場面だけ観たらすげえいい。ああこれタランティーノだなって。人の撮り方にぐっとくるというか見入る。ただそれを連続で観てて突出してああタランティーノいいなそれって思うとこはあってでもそれでだからってそうか。タランティーノ好きだしこれも好きだけど、なんつうか、と思いながら感想。流れる映像は超いいのに繋げて観終わると部分部分の良さが消える。なんかそんな不思議な映画。
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